前回は、送信先となるメールアドレスをリストに登録しました。
今回は、そのリストに対して送信するメールを実際に作成し、保存もしくは送信設定までを解説します。
メールマガジンサンプル
例えばこのようなメールを作成することができます。
ヘッダーに会社ロゴを入れたり、テキストや画像を自由に入力できるほか、サイト上の製品情報へ誘導するための製品概要を載せることも可能です。
作成の手順
新規作成~テンプレートを選ぶ
① まずは、新しいメールを追加するところから始めましょう。新しいメールの作成は、画面左側のメニュー「メール配信」から行います。
「メール配信」にカーソルを合わせると、いくつかのメニューが表示されます。その中から「メール」をクリックします。
② 「メール」の一覧ページが開きます。
ここでは、すべてのメールについての状態を確認できます(詳細は後述)
新しいメールを作成するには、画面上部にある「新しいメール」というボタンをクリックします。
③ 新しく表示されたページの中から「ニュースレター」という項目を探します。その中の「作成する」ボタンをクリックしましょう。
④ ニュースレターの作成画面に入ると、テンプレートを選ぶ画面が表示されます。様々なテンプレートが用意されており、カーソルを合わせるとプレビューを見ることもできます。
本頁では、もっともシンプルなテンプレートで編集を進めていきます。「シンプルなテキスト」と書かれたテンプレートの「選択」ボタンをクリックしてみましょう。
⑤ テンプレートが選択されると、メールの編集画面に入ります。
予めサンプルの文言が入っているので、それを書き換えるところから始めてみましょう。具体的なコンテンツについては次項で解説します。
メールタイトル、プレビューテキストを入力する
編集画面の上部に「件名」、「プレビューテキスト」と書かれている入力欄があります。ここをまず埋めてみましょう。
件名:
メールタイトルに使われる名前
プレビューテキスト:
受信する側で利用するメールツールにもよりますが、メールを開く前に受信トレイ上で確認できる文言です。あまり多く表示しない設定にしている受信者もいますので、簡潔な内容は望ましいです。
ヘッダー、フッターを編集する
ヘッダー
ロゴ画像を使う場合
デフォルトではサンプルの画像が入っていますので、これを入れ替えます。
サンプルの画像をクリックすると、ロゴ画像に関する設定項目が画面右側に表示されます。表示された項目に沿って設定していきます。
リンク(任意):
ロゴ画像からにリンクを張りたい場合に、URLをここで指定します。
サイトのトップページへのリンクが一般的です。
画像アドレス:
どの画像を使うかを表しています。画像を変更するには「別の画像を選択」ボタンをクリックします。メディアライブラリが開きますので、使いたい画像を選ぶか、新たに画像をアップロードしましょう。(※画像のアップロード方法はこちらをご参照ください)
代替テキスト:
メールの受信者がなんらかの事情により、メール上で画像を表示できなかった場合、代わりに表示されるテキストです。「ロゴ画像」など、なにがそこに表示される予定だったのかわかる記述が良いでしょう。
幅:
ロゴの幅を設定します。具体的にピクセル数を入力するか、隣に表示されているバーをマウスで動かして設定します。表示されているロゴ画像の右下に「〼」マークがありますが、これをドラッグ&ドロップで動かすことでも設定できます。
パディングなし:
ロゴの周りの余白をなしとするかを決めます。
なしとしたい場合に、この項目にチェックを入れます。
アラインメント:
ロゴの表示位置を決めます。左寄せ、中央、右寄せから任意のものを選びます。
② ロゴ画像の設定が終わったら、設定項目の一番下に表示されている「完了」ボタンをクリックします。
これでロゴ画像の編集が完了しました。
ロゴ画像を使わない場合
全体の印象を引き締めるためにロゴ画像を使うことをおすすめしますが、使用しないこともできます。
使用しない場合は、ロゴ画像を削除します。
ロゴ画像にカーソルを合わせると、画像を囲んだ枠にいくつかのアイコンが表示されます。この中からゴミ箱のアイコンをクリックします。
本当に削除するか確認が入りますので「削除」をクリックしましょう。
フッター
メールの一番下に住所入力欄があります。ここに社名や所在地を入力しましょう。
「あなたの住所をここに追加してください!」と書かれた部分をクリックし、これを任意の情報に書き換えます。
本文を編集する
これまでに解説した記事の作成や新しいページの作成と同様に、ここでもコンテンツはさまざまなかたまり(ブロック)で構成されています。ブロックを組み合わせてコンテンツを編集していきましょう。
基本操作
コンテンツの追加
画面右側に利用できるコンテンツが一覧で表示されています。この中から利用したいコンテンツを選び、ドラッグ&ドロップで画面左側のメール本文に移動させます。
移動させると、どこにそのコンテンツを入れるか線が表示されます。任意の場所に追加しましょう。
削除、複製、移動
一度追加したコンテンツを削除したり、複製、移動させたい場合は、追加したコンテンツにカーソルをのせてみましょう。該当のコンテンツが枠に囲まれ、いくつかのアイコンが表示されます。
削除するにはゴミ箱のアイコン、複製するには□が重なったコピーのアイコンをクリックします。移動させるには、十字矢印のアイコンをドラッグ&ドロップで動かします。
元に戻す
編集の最中で、1つ前の状態に戻したい場合には、画面右側「コンテンツ」の上にある矢印をクリックします。
利用できるコンテンツの種類
それぞれの詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。
プレビューを見る
編集が終わったらプレビューを見てみましょう。
編集画面の右上にある「プレビュー」ボタンをクリックして確認します。デスクトップPC、モバイル両方のイメージを確認することができます。
「メールに送信」という選択肢を選ぶと、任意のメールアドレスにプレビューメールを送ることができます。
下書きとして保存、または送信
① 一旦編集を終えて保存する、または送信する場合は次の画面に移ります。編集画面の右上にある「次」というボタンをクリックします。
② 今回作成したメールについて、送信条件を設定します。
リスト:
メールのを受け取る購読者のリストを選びます。選択欄をクリックして、送信先となるリストを選びましょう。
送信者:
送信者の名前、メールアドレスを設定します。
Reply-to:
このメールに対する返信を受け取る方の名前、メールアドレスを設定します。
配信スケジュール:
予約して送信したい場合に、日付と時間をここで指定します(図23)指定できる時間は、1時間ごとです。
③ 希望に応じて「下書きとして保存して閉じる」または「送信」ボタンをクリックします。
(予約の場合は、送信ボタンが「スケジュール」に変わります)
どちらも選ばず、元の編集ページに戻りたい場合は「デザインページに戻る」をクリックします。
④ 保存されたメールは、本頁の冒頭で見たメールの一覧に加わります。図25は下書きとして保存した例です。この一覧からいつでも再編集が可能です。
予約済み、送信中の場合はステータスの表示がそのように変わります。