製品を分類する4つの切り口

いよいよ、製品を登録していきます。
ですがその前に、製品を分類するためのカテゴリーをいくつか登録しておきましょう。ここではカテゴリーの種類を解説します。

4つの分類方法

図1:「製品情報」ページ カテゴリー表示例
図1:「製品情報」ページ カテゴリー表示例

冒頭では 一口に「カテゴリー」と書いていますが、本サービスでは製品を分類するために4つの分類方法を備えています。すべての製品を1つだけの方法で分類していくと、カテゴリーの階層が深くなりすぎたり、どこかで無理や矛盾が生じるためです。また、そうした分類はサイト訪問者に「製品の探しづらい不便なサイト」という印象を与えます。

4つの分類方法を上手く使うと、サイト訪問者にとってわかりやすいだけでなく、サイトの管理も楽になります。試行錯誤でわかりやすいサイトへ近づけていきましょう。

製品カテゴリー

図2:「製品カテゴリー」からロボットハンドを選択した
図2:「製品カテゴリー」からロボットハンドを選択した

最も基本となる分類方法です。自社で取り扱う製品をここでおおまかに分けます。それぞれのカテゴリーを親として、子カテゴリー、孫カテゴリーも登録できます。

最も基本となる分類のため、できる限りシンプルな構造とするのが重要なポイントとなります。サイト訪問者が一目で「この会社は主にこういうものを取り扱っている」とわかる程度が望ましいでしょう。子、孫カテゴリーの作成を考える前に、この後の3つの分類方法で代用できないか十分に検討しましょう。

ブランド

図3: 各製品にブランドが設定されていると、ブランドで絞り込んで検索できる
図3: 各製品にブランドが設定されていると、ブランドで絞り込んで検索できる

取り扱っている製品で、他社製品がある場合に使用する分類です。サイト上で製品を検索する際に、ブランドで絞り込んだ検索が可能になります。

図3は [ロボットハンド] カテゴリー内の製品に [u-Robots USA] [自社生産品] が設定されている例です。選択した製品カテゴリー外のブランドは表示されません。

自社ブランドがいくつかあって分類として使いたい場合は、この後紹介する製品タグを利用すると良いでしょう。

製品タグ

図4:付帯情報で絞り込み検索ができる
図4:付帯情報で絞り込み検索ができる

認証規格、対応規格、形、色など製品に付帯する情報・属性で分類するときに使用します。

図4は [ロボットハンド] カテゴリー内の製品に、ISO規格や JIS規格などを製品タグとして設定している例です。選択した製品カテゴリー外にある製品タグは表示されません。

タグは、製品カテゴリーほど厳密に考える必要はありません。自由に作成してみましょう。
特に「子カテゴリー同士で似たような分類をしている」というときには、まずはタグで登録することをおすすめします。

アプリケーション

図5: 用途別に絞り込んだ検索が可能に
図5: 用途別に絞り込んだ検索が可能に

製品をアプリケーション(製品の応用分野)で分類するときに使用します。

図5は [ロボットハンド] カテゴリー内の製品に、[医療用] [宇宙&航空向け] というアプリケーションが設定されている例です。選択した製品カテゴリー外にあるアプリケーションは表示されません。

絞り込み検索例

図6:製品カテゴリー「ロボットハンド」の中で「u-Robots USA」ブランドを選択した
図6:製品カテゴリー「ロボットハンド」の中で「u-Robots USA」ブランドを選択した

図6は、製品カテゴリー [ロボットハンド] をさらにブランド [u-Robots USA] で絞り込んで検索した例です。さきほどの図5と比べると、製品タグやアプリケーションの表示数が減っているのがわかります。

ご紹介した4つの分類を使うと、見た目の上でも製品の絞り込み状況がわかりやすくなります。