PVレポートサイトの見方

1’s Marke の管理画面で、トップページにあたるダッシュボードから「PVレポートサイト」というボタンをクリックすると、より詳細なアクセス状況を確認することができます。

体験版を利用中の場合、データが蓄積されていないためPVレポートサイトは閲覧できません。ログイン情報は、1’s Markeで作成されたサイトが公開されてからのお渡しとなります。

PVレポートサイトで見られるデータ

1’s Marke のダッシュボード上では、サイトで収集しているデータの中から絞った内容を表示しています。その元になっているデータを詳しく見ることができるのがPVレポートサイトです。
PVレポートサイトで確認できる内容は、下記の通りです。

図1:PVレポートサイト表示例
  • PV(ページビュー)集計
    サイトのPVの集計結果を表示します。どのページがよく見られたか、どの組織(企業・団体など)からのアクセスが多かったのかを確認することができます。必要に応じてCSVファイルでダウンロードも可能です。
  • PVログ
    PV集計の元になるPV1件1件の記録(アクセスログ)を表示します。日時、閲覧した製品ページのURL、閲覧した組織を一覧できます。必要に応じてCSVファイルでダウンロードも可能です。
  • PV推移
    PVの推移をグラフで表示します。ダッシュボードでは過去30日のアクセス推移を表示していますが、ここではそれより前の月の状況を確認したり、月単位の集計をグラフで見られます。

PVレポートサイトを開くには

① 管理画面、右側の表示項目の「アクセス解析レポート」欄から「PVレポートサイト」をクリックします。

図2:ダッシュボード上の「サマリー」欄の下にある
リンクをクリック

② 図3のような画面が新しく開きます。ユーザー名とパスワードを入力してログインします。

※PVレポートサイト専用のID、パスワードを別途ご登録いただきます(1’s Marke で作成いただいたサイトが公開された後の対応となります)

図3:PVレポートサイトのログイン画面

③ 冒頭の図1で示したような画面が開きます。
次項で、それぞれの内容の解説します。

データを確認してみよう

ログインしたPVレポートサイトで、実際にデータを見てみましょう。

PV集計

ここでは、サイトのPVの集計結果を表示します。どのページがよく見られたか、どの組織(企業・団体など)からのアクセスが多かったのかを確認することができます。

図4:PV集計の表示例

PV集計では、下記の情報を表示します。
(検索条件によって表示しない場合もあります。具体例は、次の例1~例3をご覧ください)

  • ページURL
    どのページが閲覧されたのか、サイトドメイン部を除いたURLで表示
  • 組織名
    製品ページを閲覧した組織の名称を表示。
    プロバイダーまでしか特定できない場合はプロバイダー名を表示。
    いずれの情報も得られない場合は、IPアドレスを表示
  • ページビュー
    何回閲覧されたのかを表示

例1:○月はどの製品が一番閲覧されたか確認する

画面上部に検索条件を指定する場所がありますので、下記のように指定してみましょう。

表示項目:
閲覧ページ

集計期間:
月指定を選択し、すぐ下にある入力欄で任意の月を選択(図6参照)

※PV集計タブでは
「月期間指定」は利用できません。

フィルター:
デフォルトのままでOK

条件を指定したら、検索条件の右側にある「検索」ボタンをクリックします。

PVの多かった製品から順に一覧が表示されます。

図5:条件を指定して「検索」ボタンをクリック
図6:「月指定」を選択したら、該当の月を選ぼう

どの製品がよく見られているか、注目されているかがわかるので、サイト内でどのページを充実させたらよいかがわかります。
また、どの製品の開発や販売に力をいれるか会社としての方針も見えてきます。

例2:○月はどの組織からよく閲覧されていたか確認する

画面上部にある検索条件を指定する場所で、下記のように指定してみましょう。

表示項目:
ユーザー組織

集計期間:
月指定を選択し、すぐ下にある入力欄で任意の月を選択(図6参照)

※PV集計タブでは
「月期間指定」は利用できません。

フィルター:
デフォルトのままでOK

条件を指定したら、検索条件の右側にある「検索」ボタンをクリックします。

PVの多かった組織から順に一覧が表示されます。

図7:条件を指定して「検索」をクリック

どの組織から見られているのかがわかるので、次にアプローチする企業や業界が見えてきます。営業をかけてみることのほかに、製品ラインナップ強化の方向性を決める手がかりにもなります。

例3:この組織の人がどんな製品をみていたか確認する

画面上部にある検索条件を指定する場所で、下記のように指定してみましょう。

表示項目:
閲覧ページ/ユーザー組織

集計期間:
月指定を選択し、すぐ下にある入力欄で任意の月を選択(図6参照)

※PV集計タブでは
「月期間指定」は利用できません。

フィルター:
デフォルトのままでOK

条件を指定したら、検索条件の右側にある「検索」ボタンをクリックします。

PVの多かった組織から順に一覧が表示されます。

図8:条件を指定して「検索」をクリック

組織がよく見ていた製品がわかるので、アプローチを仕掛ける際の手がかりがわかります。
また、この情報では「この業界の人がこの商品に興味を持っている」ということがより具体的に見えてくるので、会社としての方針を決める手がかりの1つになります。

確認したデータをCSVファイルでダウンロード

PVレポートサイトで閲覧できるデータは、サイト上で永久的に保管することはできません。
1’s Markeでは、保管資料、またバックアップとして、これらのデータを1か月毎など定期的にCSVファイルでデータをダウンロードしておくことをおすすめしています。

ダウンロードするには、指定した条件による検索結果が表示された際、右上にある「CSVファイルをダウンロードする」というリンクをクリックします。

指定した条件による検索結果が、CSVファイルでダウンロードされます。図9の場合、2021年2月の「閲覧ページ/ユーザー組織」のPV結果がCSVとして出力されます。

図9:「CSVファイルをダウンロード」リンクをクリック

CSVファイルは保管資料、バックアップとしての役割以外に、以下のような活用もあります。ぜひ試してみてください。(Excelなど表計算ソフトの知識が少し必要になります)

  • 「閲覧ページ/ユーザー組織」の結果を組織ごとに並べ替える、または閲覧ページごとに並べ替える
  • 製品個別のアクセス推移をグラフ化する

PVログ

「PV集計」では、その名の通りサイトのPVを集計した結果を表示しました。

「PVログ」では、その元になっているPVの記録1件1件の記録(ログ)を表示します。毎日チェックする必要はありませんが、いつ、どんな製品・どんな企業のアクセスがあったか見てみましょう。

PVの1件ごとに、下記の内容が確認できます。

図10:PVログの表示例
  • 日時
    閲覧された日時
  • ページURL
    閲覧されたページのURL
  • 組織名/IP
    ページを閲覧した組織の名称。組織に特定できない場合は IPアドレスを表示

  • 上記組織、IPアドレスがどの国からアクセスされたかを表示
  • 組織タイプ
    特定できる組織なのか、プロバイダーまでしか特定できないかを表示。
    いずれの情報も得られず不明の場合は「-(ハイフン)」を表示

また、ここでの検索結果もCSVファイルでダウンロードが可能です。
詳しくは、PV集計「確認したデータをCSVファイルでダウンロード」をご確認ください。

PV推移

1’s Marke の管理画面にログインして一番最初の画面「ダッシュボード」では、サイト全体の過去30日のアクセス推移(PV推移)を見ることができました。

PVレポートサイトでは、それよりも前まで遡ったPV推移をグラフで見ることができます。

検索例を見てみましょう。

図11:PV推移の表示例

例1:○月のPV推移を日単位で見る

画面上部にある検索条件を指定する場所で、下記のように指定してみましょう。

表示項目:
日単位で集計

集計期間:
月指定を選択し、すぐ下にある入力欄で任意の月を選択(図6参照)

※PV推移タブでは
日指定、期間指定は利用できません。

フィルター:
すべてのチェック項目を外す
(すべてのアクセスに対する場合。国内だけに絞りたい、組織情報のあるところだけを見たいなど必要に応じて変更してみましょう)

条件を指定したら、検索条件の右側にある「検索」ボタンをクリックします。

日単位で、PVの推移がグラフ化されます。

図12:検索条件を指定して「検索」ボタンをクリック

例2:○月~□月のPV推移を月単位で見る

画面上部にある検索条件を指定する場所で、下記のように指定してみましょう。

表示項目:
月単位で集計

集計期間:
月期間指定を選択し、すぐ下にある入力欄で任意の月を選択(図14参照)

フィルター:
すべてのチェック項目を外す
(すべてのアクセスに対する場合。国内だけに絞りたい、組織情報のあるところだけを見たいなど必要に応じて変更してみましょう)

図13:条件を指定して「検索」ボタンをクリック
図14:月期間指定のやり方