1’s Marke では、いくつかの画像に規定サイズが決められています。規定サイズよりも大きな画像であれば自動で調整されますが、どうしても削りたくない部分が削られてしまうこともあります。そんな時は、規定サイズに自分で編集してみましょう。
「使いたい画像は手元にあるけど、どうやって規定サイズに編集すれば良いかわからない」という方向けに、画像をリサイズする方法をまとめました。
1’s Marke 管理画面上で編集する
Photoshop や Illustrator といった専用の画像編集ソフトがなくても、1’s Marke の管理画面上で簡単なリサイズができます。
以下を例に、具体的な方法を見ていきましょう。
作成したい画像:
メインビジュアル PC表示用サイズ 2000×700 ピクセル
手元にある画像(例):
2200×1494 ピクセル
1’s Marke の管理画面上で編集する場合、元画像よりも大きくリサイズすることはできません。規定サイズよりも大きな画像をご用意ください。
画像編集の画面を開く
① メインビジュアルの設定画面で、画像をアップロードしたとします。
メディアライブラリに新しく追加された画像を選択すると、画面右側に詳細情報が表示されます。その中から「画像を編集」というリンクをクリックします。
② 「画像を編集」という画面に切り替わりました。ここで、画像を縮小したり切り抜いたりすることができます。
画像縮尺の変更
① まずは 画像の縮尺を変更してみましょう。これは、画像を削ることなく縮小する機能です。
画面右側の「画像縮尺の変更」欄に、現在の画像サイズが数値で表されています。今回は、幅の数値をメインビジュアル規定サイズの 2000 に変更して「縮尺変更」ボタンをクリックします。
2000に変更すると、同時に高さの数値も変わります。このように、画像縮尺の変更では縦横比が維持されます。
② 設定する数値を間違えて変更してしまった、思ったよりも高さが小さくなってしまった…など画像をリセットしたい場合には「元の画像を復元」欄をクリックします。その中の「画像の復元」ボタンをクリックしましょう。
画像の復元は、画像縮尺の変更だけでなく各種の変更をすべてリセットしたいときにも有効です。
トリミング
① これで幅は規定サイズになりました。高さがまだ大きいので、はみ出した部分を削ります。
画面左側の画像プレビューの上にある「トリミング」ボタンをクリックします。これは、選択した範囲を切り抜く機能です。
クリックすると、全体が点線で囲まれ、画像が選択された状態になります。
② 選択された画像の点線にカーソルを合わせてみましょう。カーソルの形が変わり、画像の選択範囲を自由に変えられることがわかります。
今回は高さのみを変更したいので、上辺か下辺にカーソルを合わせて、ドラッグ&ドロップで高さを変更してみましょう。
選択範囲外となる部分(切り捨てる部分)は黒いフィルターがかかった状態になります。
③ ここで、画面右側の「画像のトリミング」欄を見てみましょう。先ほどまでは空欄でしたが、現在の選択範囲が数値で見えるようになりました。
規定サイズへ選択範囲を変えるには、この数値を変更します。
メインビジュアルの高さの規定サイズは 700ピクセルなので、高さの欄を 700 に変更します。
④ 画像の選択範囲が変わりました。最初はどちらかの辺に詰められますが、どの高さで切り抜くかは自由に変更できます。
選択範囲の中にカーソルを合わせると、カーソルの形が十字の矢印に変わります。ドラッグ&ドロップで、選択範囲を好きな高さに移動させましょう。
⑤ 選択範囲が決まったら、画像上の「トリミング」ボタンをもう一度クリックします。
画面左側の画像プレビューが、切り抜き後のプレビューに変わりました。
イメージ通りに切り抜けていたら、画像プレビューの下にある「保存」ボタンをクリックして保存します。
元に戻したいときは、画像プレビューの上にある「元に戻す」ボタンを活用しましょう。
保存後は、画面右下の「戻る」ボタンでメディアライブラリに戻ることができます。
ここで紹介した手順は一例です。
高さから先に調整する、最初に不要な部分を削ってから画像縮尺を変更するなど、画像の内容によってそれぞれの機能が必要になる順番も変わります。
絶対に削りたくない部分、アピールしたい部分はどこかを考えながら試行錯誤で編集してみてください。
その他の機能
「トリミング」ボタンの隣に、ほかにも画像編集に関わる機能があります。
必要に応じて活用してみましょう。
左に回転:
画像全体を左方向に90度回転させます。
右に回転:
画像全体を右方向に90度回転させます。
垂直方向に反転:
画像を上下に反転させます。
水平方向に反転:
画像を左右を反転させます。
画像編集ソフトを使ってリサイズする
画像サイズの変更、トリミングができれば、1’s Marke に使用する画像の規定サイズには対応できます。
もしもそれ以外の加工を併せて行いたい場合、画像編集用ソフトを使ってリサイズする可能性も出てきます。
画像編集ソフトを利用した加工はこちらを参考にしてください。